こんにちは、この度は私のブログをご覧いただきありがとうございます。 今回は、小学校に初めて入学する時の準備についてお話ししたいと思います。 小学校に入学するというのは、子どもにとっても親にとっても大きな節目ですね。 どんな準備をすればいいのか、どんなことに気をつければいいのか、不安に思うことも多いでしょう。 そこで、私は元小学校教諭として、入学準備のポイントやコツをご紹介したいと思います。 この記事では、以下の内容について解説します。
1. 入学準備のスケジュールと必要なもの
小学校の入学準備は、1年前から始めるのがおすすめです。 時期によって、さまざまな準備が必要となります。 詳しく見ていきましょう。
1-1. 4月〜9月｜ランドセル・学習机の購入
一般的に、ランドセルや学習机は入学1年前の4月〜9月ごろに購入します。 なぜなら、この時期からランドセルの予約販売がはじまるからです。 数多くのランドセルを販売しているイオンは、「ランドセルを買った時期」についてアンケートを実施しました1。 4月からランドセルを購入する家庭が増えはじめ、5月以降に急増しています。 予約してからランドセルを制作する業者も多いので、早めの購入がおすすめです。 また学習机が必要な場合も、入学1年前から購入を検討しましょう。 学習机の有無は、各家庭によって異なります。 子どもが勉強に集中できる環境づくりをしたいなら早めに買っておくことがおすすめです。
1-2. 9月〜11月｜就学時健康診断
自治体によって異なりますが、9月〜10月ごろに就学時健康診断があります。 簡単に言うと、入学前の子どもたちが集まって受ける健康診断です。 検診会場は多くの場合、入学する小学校で実施されます。 先生との面談もあるので、健康状態や予防接種歴などを伝えましょう。 就学時健康診断の通知は、自治体から事前に届きます。 書類・案内を確認し、気になる点は当日に質問できるようメモしておくと安心です。
1-3. 1月〜2月｜入学前説明会・1日体験
1月〜2月には、入学前説明会が実施されます。 入学2ヶ月以上前に通知が来るので、必ず参加しましょう。 説明会では、子どもの生活習慣や準備すべき持ち物、学校生活について説明を受けます。 学校を体験できる貴重な機会でもあるので、子どもと一緒に入学後をイメージしておきましょう。 また、就学前説明会では下記を確認できます。
- 学校指定で必要なもの（体操服や算数セットなど）
- 年間行事のスケジュール
- 学校独自のルール（登下校や親の関わり方など）
小学生になると、運動会や授業参観など、親が学校に出向く行事が多数あります。 仕事や用事のスケジュールを円滑に組むために、事前に確認しておくのがおすすめです。
1-4. 2月〜3月｜文房具や学校で使うもの購入
入学前の2月〜3月には、文房具や学校で使うものを購入します。 就学前説明会で学校指定品を確認し、購入漏れがないように気をつけましょう。 文房具以外にも、必要なものは多数あります。 チェックリストを作成すれば、購入漏れを防げます。 また、購入したものには全てに名前記入が必要です。 余裕を持って、3月中旬までに終わらせておきましょう。 手提げ袋などを手作りする場合は、間に合うように逆算して進めておくと安心です。
1-5. 4月｜入学式
4月になると、いよいよ入学式です。 事前に交付される通知の日時に、入学式へ行きます。 当日の準備は、前日までに済ませておきましょう。 子どもの準備は、前日までに子どもと一緒にしてみてください。 また、当日のスケジュールを親子で確認しておけば、混乱せずに過ごせます。 親の服装は、フォーマルなスーツが一般的です。 落ち着いた色合いのセットアップスーツが人気なので、前日までに用意しておきましょう。
2. 入学準備で失敗しないための注意点
入学準備で失敗しないためには、以下のような注意点を押さえておきましょう。
- キャラクターの入ったものが大丈夫か確認
- 通学路の確認
- 学用品への名前記入
それぞれ詳しく見ていきましょう。
2-1. キャラクターの入ったものが大丈夫か確認
子どもはキャラクターの入ったものが好きですが、学校によってはNGとなる場合があります。 例えば、筆箱や上履き袋などにキャラクターの柄があると、子ども同士で争いになったり、集中力が低下したりするという理由で、学校側から禁止されていることがあります。 そのため、キャラクターの入ったものを購入する前に、学校の指定やルールを確認しましょう。 もし、キャラクターの入ったものがNGだった場合は、シールやワッペンなどで飾ることもできます。 ただし、これも学校によっては許可されていない場合があるので、注意が必要です。
2-2. 通学路の確認
小学校に入学すると、親の手を離れて自分で登下校するようになります。 そのため、通学路の確認は必須です。 通学路は、安全で分かりやすい道を選びましょう。 交通量の多い道や、見通しの悪い道は避けるようにしましょう。 また、通学路には、信号や横断歩道、交番や駅などの目印を設定しましょう。 目印を設定することで、子どもが迷ったり、危険に遭ったりしたときに、助けを求めやすくなります。 通学路の確認は、入学前に何度も親子で歩いておくことがおすすめです。 その際に、交通ルールや危険回避の方法を教えてあげましょう。 例えば、信号が青でも左右を確認する、見知らぬ人についていかない、などです。 通学路の確認は、子どもの自立にもつながります。
2-3. 学用品への名前記入
入学準備で忘れがちなのが、学用品への名前記入です。 学用品には、全てに名前を記入する必要があります。 なぜなら、学校では、同じものを持っている子どもが多いからです。 名前がないと、紛失や取り違えの原因になります。 名前を記入するときは、以下のポイントに注意しましょう。
- 水に濡れても消えないペンやシールを使う
- 見やすい場所に記入する
- フリガナやクラス名も記入する
名前を記入するときは、子どもにも一緒にやらせてあげましょう。 それは、自分のものに責任を持つという意識を育てるためです。 また、名前を記入することで、子どもは自分のものに愛着を持ちやすくなります。
3. 入学前にやっておきたいことと心構え
入学準備は、物だけでなく、心も準備することが大切です。 入学前にやっておきたいことと心構えは、以下のようなものがあります。
- 学校に慣れる
- 友だちを作る
- 親子のコミュニケーションをとる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
3-1. 学校に慣れる
小学校に入学すると、幼稚園や保育園とは違う生活が始まります。 例えば、時間割や教科、宿題や試験などです。 子どもにとっては、新しい環境に適応するのは大変なことです。 そのため、入学前に学校に慣れることが重要です。 学校に慣れる方法は、以下のようなものがあります。
- 学校の見学や体験をする
- 学校の先生や先輩に話を聞く
- 学校のホームページやパンフレットを見る
学校に慣れることで、子どもは入学後に不安やストレスを感じにくくなります。 また、学校に興味や期待を持つことで、やる気や楽しさも高まります。
3-2. 友だちを作る
小学校に入学すると、新しい友だちと出会うことになります。 友だちと仲良くなることは、子どもの社会性や自信を育てることにつながります。 しかし、友だちを作るのは、子どもにとっては難しいことです。 そのため、入学前に友だちを作ることがおすすめです。 友だちを作る方法は、以下のようなものがあります。
- 地域の子ども会やサークルに参加する
- 学校の同級生や近所の子どもと遊ぶ
- 幼稚園や保育園の友だちと連絡をとる
友だちを作ることで、子どもは入学後に孤立やいじめに遭いにくくなります。 また、友だちと楽しく遊ぶことで、子どもは学校生活に慣れやすくなります。
3-3. 親子のコミュニケーションをとる
小学校に入学すると、親と子の関係も変わってきます。 子どもは自立しようとする一方で、親は心配や不安を感じることも多いでしょう。 そのため、入学前に親子のコミュニケーションをとることが大切です。 親子のコミュニケーションをとる方法は、以下のようなものがあります。
- 子どもの気持ちや考えを聞く
- 子どもの質問や不安に答える
- 子どものやりたいことや好きなことを応援する
親子のコミュニケーションをとることで、親は子どもの成長や変化を見逃さなくなります。 また、子どもは親の理解や支援を感じることで、安心や自信を持つことができます。
まとめ
以上、小学校に初めて入学する時の準備についての記事でした。 入学準備は、物だけでなく、心も準備することが大切です。 入学前には、以下のことをやっておきましょう。
- 入学準備のスケジュールと必要なものを確認する
- 入学準備で失敗しないための注意点を押さえる
- 入学前にやっておきたいことと心構えを整える
ということで、小学校に初めて入学する時の準備についての記事は、ここまでです。 この記事が、入学準備にお悩みの親御さんや子どもさんの参考になれば幸いです。 小学校に入学するというのは、人生の大きな一歩です。 新しいことに挑戦することは、楽しいこともあれば、辛いこともあるかもしれません。 でも、そのすべてが、子どもの成長につながります。 親としては、子どもの気持ちに寄り添い、応援し、助けてあげることが大切です。 子どもと一緒に、小学校生活を楽しみましょう。以上、小学校に初めて入学する時の準備についての記事でした。 ありがとうございました。
